太陽の落とし物。

ここ2日ほど
暖かい日が続いています。
こんな日には何かが溶けたみたいな気持ちになって
普段あんまりしないことをしてみたくなったりします。
そんな気持ちだったから早速、
昨日は家の中を隅々まで綺麗にお掃除しておきました。

お掃除をする2日ほど前まで
鼻炎の症状が出てきた様に多少、感じてはいたんです。
だからお掃除をすれば治まるかと期待していたのですが、
今日目覚めても、治まった様子では無いみたい。
まだ軽い症状だし
気にしない限り何とも思いません…
…でも髪の毛が目に入ったりすると
目の痒みが気になり出して
かなり困ってしまいます（汗）。

そういう風に暖かい2日間を過ごしました。
お天気情報によると16日からは
例年通り普通に寒くなる様ですので、
この春の様な陽気は
寒い季節からのささやかな贈り物だということにして、
まだ続きそうな冬の季節を乗り切ろう。

目覚めた土の薫り。

時はあっという間に過ぎ行き、
もう2月になりました。
最近は暖かい日和も多く
私にとっては過ごしやすい季節が少しずつ、
歩み寄って来ている様な気がしています。

そんな今日、
お買い物をするために
普段あんまり通らない田んぼの近くを通りました。
すると、少し冷たくも感じた
暖かめの風に乗って土の香りが薫って来たんです。
そのどことない
やさしさも感じる空気を吸ってようやく、
田んぼの土が耕されていることに気が付きました。

以前この道を辿った時には美しい野花を目にし、
花開く時期が早いんじゃないかなーと
そう思っていたのですが、
その野花はいち早く
私達に季節の移り変わりを
お知らせしてくれていたのかもしれません。
　
　　　　　　　　　　　まだ寒かった日に見付けた、小さなお庭。

暖かい陽射しを受けたおかげか、
表面が少し乾いた状態に見える栄養豊かそうな土。
そんな土は白色に変わり
地面に寝転がった後の羊の毛の色の様に、
やわらかささえも感じる雰囲気を演出していました。
このままずっと暖かい日々が続いてくれたら、
寒さが苦手な私は嬉しいのですけれど。

それでもまだ2月。
時々顔を出す暖かい日和も、
すぐに裏を返してくる季節です。
油断していると
まーた風邪に悩まされてしまうかも（笑）。

凍える日には。

冬の初めは、秋の終わり。
そんな季節の中で見つけた植物の勘違い。
10月下旬頃の冷え込みを冬だと思い込んだのか、
その後の陽気で花を咲かせた植物は
とても鮮やかに見えました。
　
　　　　　　　　　　　　　美しい緑色にあふれています。

辺りは枯れ草ばかりなのに、
ここだけが春の暖かさで満たされている様な気がしたから
何だか嬉しい気持ちがあふれてきて。
この場所を撮影した日は
ちょうど冷え込んでいたのも手伝い、
寒い日に辿り着いた冬のオアシスみたいだなーと
感じたのを思い出します。

あれから時は過ぎて、
今日はあの日と同じ様にとても冷え込んでいます。
こんな日には
去年見付けたあのオアシスが恋しくなってきました。

新年のお願い事。

あけまして、おめでとうございます。

昨年は忙しさやちょっとしたトラブル、
そして病気の様なものにも負けたりしましたが、
こうして無事に年を越すことができました。

ここ3日間は新年の朝に必ず食している
お餅入りのお雑煮を食べながら、
新しい年をお祝いしています。
まだ身体の調子も優れない状態という事もあり
初詣に出向くことはできませんけれど、
こうしてのんびりとした日々を過ごしていると
そんな不調も薄らいでいるように思えてきます。

2009年という年が
みんなにとって健やかな年でありますように。

秋の記憶。

同じ場所、
同じ視点で観察してきた田んぼの風景。
毎月そういう風景をここに記しておこうと撮影をしていたのですが、
いつの頃からか
観察して感じたその瞬間の感情を
文章として表現出来なくなっていました。
そのまま時だけが過ぎ、今はもう冬。
大したものではないけれど、
実り豊かな秋の日に眺めた
田んぼの様子を載せてみようと思います。

10月の始め頃、
私の体調もまだ良好だった秋の日。
夏の季節に緑色の葉を風になびかせていた稲は
一年の終わりを迎えようとしていました。
　
　　　　　　　　刈り取ってほしそうに垂れた穂…後もう少しの辛抱。

続きを読む

少しだけ、元気。

10月の中旬辺りからずっと、
体調を崩しています。
11月も調子は平行線で
もうこのまま治らないんじゃないかと不安になるくらいでした。

そういう状態も、
今月に入ってからは不安定な状況から
少しずつ抜け出せているような気がします。
前よりは体調の良い日が続き、
こうして文章を打ち込もうと思える程です。

体調を崩し始めてから色々な事がありました。
秋祭り、あとは…思い出せません（笑）。
私の中では秋祭りの夜恒例の
電飾に彩られた屋台を眺める事さえできなかったっていうのが
とても大きいんです。
そして何よりも、
この場所で秋祭りの様子を伝えられなかった事が残念でなりません。

ほとんど寝たきりだった2ヶ月間でも
たまに体調の良い日もあり、
その日には外出して季節の移り変わりを眺めていました。
ここまでふわふわになれるんだと驚くくらいに
綿毛を膨らませたススキの穂など、
思い返してみればキリが無いかもしれません（汗）。
そういった思いや出来事をまた、
少しずつここに残せていけたらいいなーと思いながら…
…今日もいったん、お休み。

木立に寄り添う、淡い白。

秋の寂しげな風景に包まれた川辺を
焚き火の様な紅で所々染めている彼岸花。
その彼岸花の集まりから少し離れた木の根元辺りに
とても美しい白い花が咲いていました。
　
　　　　　　　　　まだ咲き始めの頃の彼岸花…咲き始めも綺麗。

一目見た時は
ユリじゃないかと思いを巡らせましたが、
よく観察してみると
彼岸花によく似た容姿。
白色の彼岸花も存在しているという事は知っていましたが
自分の目でこうして観察したことはなかったりします。
そのせいか、白色の彼岸花を眺めているだけでも
嬉しい気持ちで満たされました。

この先は、風に揺れる彼岸花の動画。